クリスマスの飾り付けはいつからやるべき?正統な時期と店舗事情

秋風が少しずつ冷たくなってくると、街の景色もあっという間に冬の装いへと変わっていきますね。
イルミネーションが点灯し始めると、ご家庭でのクリスマスの飾り付けをいつから始めるべきか、カレンダーを見ながら迷っている方も多いのではないでしょうか。
私自身、毎年この時期になると「いつから準備を始めるのが一番ベストなのかな?」と、ついついご近所さんや街の様子をうかがってしまいます。
最近は、おしゃれなクリスマスツリーを早くからお部屋で長く楽しみたいという声や、ニトリなどのインテリアショップでクリスマス関連の新作チェックを兼ねて早めに動く方もかなり増えているように感じます。
また、玄関にリースを飾るタイミングや、大きなクリスマスツリーを出す時期、そもそも本来の「アドベント」はいつから始まるのかなど、気になるポイントはたくさんありますよね。
さらに、週末を利用してクリスマスの飾りを手作りしてみたり、100均のオーナメントを賢く活用して手軽に自分らしいアレンジを楽しみたいと考えている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、装飾を始めるのにベストなタイミングから、年末の慌ただしい時期でもスムーズにできる片付け方までを詳しくまとめてみました。
この記事を読んで、今年のホリデーシーズンをより長く、そして心地よく楽しむためのヒントにしていただければ嬉しいです。
- クリスマスの飾り付けを始める一般的な時期と正統なタイミング
- 日本の住宅事情に合わせた最新の装飾トレンドや工夫
- クリスマスからお正月へ向けたスムーズな片付けのスケジュール
- 吉日や開運日を意識した縁起の良い飾り付けと片付けの日程
クリスマスの飾り付けをいつから始める?最新動向
クリスマスの飾り付けをいつから始めるかについては、実は明確な一つの正解があるわけではありません。
伝統的な暦や宗教的な背景を大切にする方、お店の新作発売に合わせて早めに楽しむ方、あるいは家族の休日に合わせてイベント感覚で進める方など、それぞれのライフスタイルによって様々です。
ここでは、最新のトレンドや定番の時期について、もう少し深掘りして見ていきましょう。
11月のアドベントから始める正統派の時期
キリスト教の伝統的な文化を大切にする場合、クリスマスの準備期間である「アドベント(待降節)」に合わせて飾り付けを始めるのが最も正統なタイミングとされています。
アドベントとは、12月25日のクリスマス当日から逆算して4週間前の日曜日からスタートする期間のことです。
アドベントカレンダーでカウントダウンを楽しむ
この期間は「主の降誕を待ち望む」という神聖な意味合いがあり、欧慢の伝統的な家庭では、このアドベントの第1日曜日にツリーを出したり、家全体を飾り付けたりすることが多いですね。
子どもたちが毎日ひとつずつ窓を開けていく「アドベントカレンダー」も、この日から使い始めます。
2026年のアドベント開始日は11月29日(日)、2025年であれば11月30日(日)となります。
日本の大型商業施設などもこの時期に合わせてクリスマスマーケットやイルミネーションを本格化させるため、世間のムードともぴったり合って違和感なく飾り付けを始められますよ。
毎年11月下旬の末頃の日曜日がスタートになります。
カレンダーに印をつけておいたり、スマートフォンのスケジュールに入れておくと、準備の目安になってとても便利かなと思います。
ニトリのクリスマス新作が出る11月初旬の傾向
日本では、11月に入った途端に早々と飾り付けを始める「早期派」の方も確実に増えています。
その大きな理由の一つが、ハロウィンの終息と商業施設のディスプレイ切り替えの速さです。
10月31日のハロウィンが終わると、翌11月1日にはお店のディスプレイが一気にクリスマス仕様に様変わりしますよね。
インテリアと連動した「冬支度」としての飾り付け
インテリアのトレンドを牽引するニトリなどの大手チェーンでは、10月上旬から冬のコレクションを次々と発売し、10月末には特設売場を本格稼働させます。
機能性寝具やあったかグッズなどと連動して、家全体で長く暖かく過ごすスタイルが提案されるため、新作アイテムが出揃う11月初旬に飾り付けをスタートするのは、非常に理にかなったタイミングだと言えます。
人気のオーナメントやツリーは早くに売り切れてしまうことも多いので、早めに動いて損はありません。
100均のオーナメントで手作りを楽しむ早期層
早くから飾り付けを始める方の中には、自分たちでアレンジを加えながら長く楽しむことを優先する層が多くいらっしゃいます。
最近では、あらかじめ装飾が施されていない「ヌードツリー」や、シンプルな白木の枝などを購入し、週末ごとに少しずつ飾りを増やしていくDIY的な楽しみ方がSNSなどでも人気を集めています。
家族で作る思い出のホリデーシーズン
ダイソーやセリアなど、100均のオーナメントや松ぼっくりなどの天然素材を自由に組み合わせたり、子どもたちと一緒に折り紙でクリスマスの飾りを手作りしたりと、準備期間そのものを家族のイベントとして楽しむスタイルですね。
100均の季節商品は回転が早く、可愛いアイテムほど売り切れるのも早いため、11月上旬からお店を覗いて少しずつアイテムを買い足していくのがおすすめですよ。
玄関のリースや卓上で映える北欧風のおしゃれな演出
限られた住空間の中で、いかに自分らしい演出を行えるかというニーズから、IKEAなどの北欧風デザインを取り入れる方も多いですね。
スウェーデンやフィンランドの伝統的なデザインをベースにした素朴なオーナメントや、テレビボードにも置ける卓上サイズの小さなツリーなら、場所を取らずに一気におしゃれな空間を作れます。
玄関のドアに華やかなリースを飾るのもクリスマスの定番ですが、ここで少し気をつけておきたいのが風水の観点です。
玄関に「ドライフラワー(死んだ花)」を用いたリースを飾ることは、風水的には陰の気を発し、運気を停滞させると言われています。
玄関に飾る場合は、ウッディな香りのあるモミの木などの生花のリースや、生き生きとしたアーティフィシャルフラワー(高品質な造花)を選び、こまめに埃を払って清潔に保つのが運気アップのコツです。
マンションでも出せるハーフツリーの活用術
日本のマンションやアパートといった住宅事情に最適化された画期的なアイテムとして、最近注目されているのが「ハーフツリー」です。
これはツリーの断面が半円状になっており、壁にピタッと密着して設置できる優れものです。
床の占有面積をなんと約47%も削減できるのに、正面から見れば通常のツリーと同じ豪華さと立体感を楽しめるので、リビングを広く使いたい方や、小さなお子様・ペットがいるご家庭にぴったりですね。
また、ベランダやバルコニーにイルミネーションを設置して、外からも楽しめるようにしたい方もいらっしゃるかと思いますが、集合住宅の場合は安全面からいくつかの注意点があります。
マンションのベランダは、火災などの緊急時に隣室や階下へ逃げるための重要な「避難経路」となります。
そのため、避難ハッチ(床にあるはしごの蓋)の上に物を置いたり、隣との隔て板(蹴破り板)を塞いだり、手すりを越えるような装飾は、消防法や管理規約で厳しく禁止されている場合が多いです。
また、高層階では強風によるオーナメントの落下事故のリスクもあります。
※これらはマンションの規約や命に関わる安全基準ですので、あくまで一般的な目安として捉えていただき、正確な情報は必ず物件の管理組合や公式サイトをご確認くださいね。
(出典:総務省消防庁『直通階段が一つの建築物向けの避難行動に関するガイドライン』)
2025年の吉日や開運日に合わせた設置日
せっかく華やかに飾り付けをするなら、縁起の良い日を選んで家庭内の運気をさらに高めたいと考える方も多いですよね。
日本人は昔から、季節の行事に「六曜(大安など)」や「一粒万倍日」などを組み合わせるのがとても上手です。
ご参考までに、2025年の12月で飾り付けに最適な吉日をリストアップしてみました。
| 日付(2025年) | 暦・吉日情報 | おすすめのアクション |
|---|---|---|
| 11月30日(日) | アドベント開始 | 伝統に従ったツリー設置の第一候補 |
| 12月6日(土) | 友引・一粒万倍日・大明日 | 2025年最強の開運日!家族での飾り付けに最適 |
| 12月20日(土) | 大安・一粒万倍日 | 装飾の最終仕上げやホームパーティーに |
| 12月21日(日) | 天赦日・一粒万倍日 | 特別な演出やプレゼント購入に吉 |
このように週末に吉日が重なっていると、ご家族みんなで予定を合わせて準備を楽しみやすくて最高ですよね。
カレンダーを見ながら「この日にやろう!」と決めておくと、準備もスムーズに進むかと思います。
クリスマスの飾り付けをいつから片付け正月準備へ
クリスマスの飾り付けをいつから片付けるかというのも、日本では非常に重要なポイントになります。
欧米とは異なり、日本には「お正月」という一年で最も大切な伝統行事がすぐ後ろに控えているため、スムーズで迅速な切り替えが求められます。
ここでは、片付けのタイミングやルールについて解説しますね。
欧米と日本の違い!飾りはいつまで出すのが正解?
実は、キリスト教圏の欧米諸国では、12月25日のクリスマスが終わってもすぐにツリーを片付けることはありません。
一般的には、年を越して1月6日の「公現祭(エピファニー)」まで飾っておくのがスタンダードな文化です。
海外ならではのクリスマスの余韻
スペインなど一部の国ではこの1月6日の公現祭の日に子どもたちがプレゼントをもらう習慣があったり、イギリスでは1月5日(十二夜)より前に片付けるのはかえって縁起が悪いとされていたりするんですよ。
(出典:クリスマス装飾はいつからいつまで設置?日本、海外のスタンダードを解説|株式会社メディック)
海外の映画やドラマを見ていると、年が明けてお正月を過ぎてもリビングにツリーが飾られているシーンを見かけますが、これは決して片付け忘れているわけではなく、こういった文化的・宗教的な背景がしっかりとあるからなのですね。
26日に一気に切り替える日本独自の文化と心理
一方、日本においては、12月25日の夜、あるいは日付が変わって12月26日になった途端にクリスマスの華やかなムードが一掃され、街中がBGMも含めて清廉な正月ムードへとガラリと切り替わりますよね。
この世界的に見ても圧倒的なスピード感は、日本独自の文化だと言えます。
神様をお迎えするための切り替え
これは、日本人が古くから「年神様(としがみさま)」を自宅にお迎えするお正月を、一年で最も神聖で重要な行事として重んじているためです。
西洋の華やかなイベントを存分に楽しんだ後は、すぐに気持ちを切り替えて伝統的な日本の神様をお迎えする準備に入る。
このオンオフのメリハリの良さこそが、日本の暮らしの面白いところであり、季節感を大切にする日本人らしさかなと思います。
鏡餅など正月飾りを出す時期の重要なルール
クリスマス装飾を無事に片付けた後、すぐにお正月飾り(門松、しめ飾り、鏡餅など)を出すことになりますが、これには古くから伝わる明確なルールがあります。
本来、正月準備の始まりは、12月13日の「正月事始め(松迎え)」とされていますが、現代のライフスタイルではクリスマス後に行うのが一般的です。
- 12月28日(推奨): 漢数字の「八」が末広がりで縁起が良いとされるため、正月飾りを出すのに最もおすすめの日です。
- 12月29日(NG): 「二重苦(二・九)」や「苦待つ(九・末)」を連想させるため、縁起が悪く避けるべきとされています。
- 12月30日: 28日に出せなかった場合、大晦日を避けるための事実上の最終期限となります。
- 12月31日(NG): 「一夜飾り」と呼ばれ、年神様への誠意に欠けるとされます。また、葬儀の準備を連想させるため禁忌とされています。
(出典:正月飾りはいつ飾る?「苦立て」「一夜飾り」を避ける正しい時期|ウェザーニュース)
このように、遅くとも12月28日か、ギリギリでも30日にはお正月飾りを出せるよう、逆算してクリスマスの片付けを行う必要があります。
2026年のカレンダーで見る片付けの最適な日程
ここで、具体的片付けのスケジュールについて、2026年のカレンダーを例にシミュレーションしてみましょう。
2026年は、12月25日のクリスマス当日がちょうど金曜日にあたります。
金曜日の夜にご家族でクリスマスディナーやパーティーを楽しんだ後、週末の土日を利用して一気に片付けを進める世帯が多くなることが予想されますね。
特に注目したいのが、2026年の12月27日(日)は「大安」と「一粒万倍日」が重なる素晴らしい吉日だということです。
この日曜日にクリスマスの装飾を完全に撤収し、家の中を軽くお掃除して、翌28日(月)の「末広がりの八の日」にお正月飾りを設置する。
この流れが、スケジュール的にも運気大にも最高のリレーになるかと思います。
クリスマスの飾り付けをいつから楽しむかのまとめ
今回は、クリスマスの飾り付けをいつから始めて、いつ片付けるべきかについて、文化的な背景や最新のトレンド、精度お正月へ向けた切り替えのコツを交えてご紹介しました。
11月のアドベントの時期に合わせてじっくりとホリデーシーズンを待ちわびるのも素敵ですし、お店のディスプレイに合わせて早めにお部屋を冬仕様に模様替えして気分を上げるのもワクワクしますよね。
一番大切なのは、「世間の正解」に縛られすぎず、ご自身の住環境やライフスタイル、ご家族のペースに合った方法で準備を楽しむことだと思います。
クリスマスの飾り付けをいつから始めるか迷っていた方も、ぜひ今年のカレンダーや開運日をチェックしながら、あなたらしい特別な空間を作ってみてくださいね。
そして、クリスマスが終わった後はスムーズにお正月準備へと切り替えて、清々しい気持ちで新しい年をお迎えしましょう!