クリスマスリースはいつまで飾る?正しい装飾期間と片付けのコツ

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クリスマスリースはいつまで飾る?正しい装飾期間と片付けのコツ

クリスマスシーズンが近づいて街がキラキラし始めると、自宅の玄関ドアやリビングなどにもおしゃれな装飾をしたくなりますよね。

でも、いざ準備を始めようとすると、「あれ?クリスマスリースっていつからいつまで飾るのが正解なんだっけ?」と疑問に思うことも多いかもしれません。

実は、海外の伝統的な文化と日本の慣習とでは、飾る期間に対する考え方に大きな違いがあるんです。

いつから飾り始めるべきなのか、お正月飾りへのスムーズな切り替えタイミングはいつか、さらにマンションでの設置時の注意点や、役目を終えた後の適切な処分・保管方法まで、意外と知られていないことがたくさんあります。

この記事では、そんなクリスマスリースに関する疑問をまるっとスッキリ解決して、素敵なホリデーシーズンを心から楽しく過ごすためのヒントやアイデアをたっぷりとお届けします。

この記事を読んでわかること
  • 日本と海外の文化に基づいた正しい飾付期間の違い
  • マンションの規約や消防法を守ったドアへの安全な設置方法
  • 縁起の良い正月飾りへの切り替えスケジュール
  • 使い終わったリースの保管術や正しい処分のルール

クリスマスリースはいつまで飾る?正しい期間と意味

クリスマスリースを飾る期間には、キリスト教の伝統的な考え方と、日本ならではの季節の行事に合わせた慣習によっていくつかのパターンがあります。

ここでは、いつからいつまで飾るのが一般的なのかという目安や、リースそのものに込められた素敵な意味について、詳しく深掘りしていきましょう。

日本と海外で違う!12月25日か1月6日か

クリスマスリースをいつまで飾るかについて、実は日本と海外では大きく常識が異なるんです。

日本では、12月25日のクリスマス当日が終わると、翌日には街中がパッと一気に「お正月ムード」に切り替わりますよね。

スーパーのBGMもクリスマスソングからお琴の音色に変わったりして。

そのため、多くのご日本の家庭では12月25日の夜、遅くとも26日にはリースを片付けるのが一般的かなと思います。

でも、キリスト教の文化が深度に根付いているヨーロッパやアメリカなどの海外では、少し様子が違います。

欧米では、12月25日から「公現祭(エピファニー)」と呼ばれる1月6日(またはその後の最初の日曜日)までが、ひと続きの「クリスマス期間」とされているんです。

なので、新年をまたいでお正月期間もずっとツリーやリースを飾ったままにするのが、向こうのスタンダードなんですね。

(出典:顕現日(公現日)|キリストの福音羽田ハンナ教会)

なぜ日本では早く片付けるの?

日本ではお正月は「年神様」という神様をお迎えする、一年で最も大切な神事です。

そのため、どうしても正月飾りの準備が優先されるんですね。

一方、海外では日本のような特別なお正月飾りという文化があまりないため、クリスマスの装飾がそのままホリデーシーズン全体を彩るアイテムとして長く楽しまれているようです。

アドベントから始まる伝統的な飾付スケジュール

飾る期間が終わるタイミングが分かったところで、では「いつから飾り始めるのか」も気になりますよね。

キリスト教の伝統的な暦では、クリスマスは12月25日の1日だけのイベントではなく、それに向けて心を整える準備期間を含めた大きなお祭りなんです。

飾り付けを始める正統なタイミングは、「アドベント(待降節)」と呼ばれる準備期間の初日とされています。

具体的には、11月30日に一番近い日曜日からクリスマスイブまでの約4週間のこと。

この開始日は毎年カレンダーによって日付が変わるので、伝統を大切にしている方は、毎年手帳やカレンダーで日付をしっかりチェックして飾る日を決めているんですよ。

クリスマスの4週間前の日曜日からワクワクしながら準備を始めるなんて、とっても素敵ですよね。

(出典:こよみの学校 第21回 アドベントカレンダー-もういくつ寝るとクリスマス|暦生活)

期間の基準飾付開始日飾付終了日背景・意味
伝統的(西欧)11/30に近い日曜日1月6日頃イエス降誕を待ち、公現祭を祝うため
日本的スタンダード11月下旬〜12月上旬12月25日・26日お正月準備へ速やかに切り替えるため

マンションの規約や消防法を守った安全な設置方法

集合住宅にお住まいの方は、玄関のドア外側にリースを飾る際、少し注意していただきたいポイントがあります。

実は、マンションの廊下や階段などは消防法によって「避難の支障になるものを置いてはいけない」と厳しく定められているんですね。

たとえば、大きすぎるリースが落ちて避難経路を塞いでしまったり、強風で飛んでいったりすると、火災予防や避難時の安全確保の観点から大きな問題になる可能性があります。

また、多くのマンションでは、玄関ドアの「外側」は専有部分ではなく「共用部分」とみなされています。

そのため、個人の判断で自由に装飾をして良いわけではなく、管理組合のルール(管理規約)に従う必要があるんです。

さらに、強風の日にリースがドアに当たってガタガタと音が鳴ると、ご近所トラブルの原因になってしまうこともあります。

これを防ぐためには、リースの裏側のドアに当たる部分にフェルトやクッション材などを貼って、しっかり消音・傷つき防止対策をするのが私のおすすめです。

※ここでお伝えした内容はあくまで一般的な目安です。

消防法への抵触基準や建物の管理規約は物件によって細かく異なるため、正確な情報は管理会社の公式サイトや規約集をご確認ください。

最終的な判断は専門家や管理組合にご相談くださいね。

玄関ドアを傷つけないマグネットやフックの活用術

賃貸アパートや分譲マンションの大切なドアを傷つけずに、安全にリースを楽しむにはちょっとしたコツが必要です。

ご自宅のドアの素材や周辺環境に合わせて、最適な方法を選んでみてくださいね。

  • ドアフック(リースハンガー):
    ドアの上部に引っ掛けるように設置するタイプで、落ちにくく少し重さのあるリースでも安心です。ただ、ドアの上の隙間が狭いと、開閉時にドア枠に擦れて傷がつくかもしれないので、事前に隙間の幅を測ってみてください。
  • マグネット式フック:
    鉄製のドアならこれが一番簡単でお手軽です!でも、ドアの開閉の衝撃でマグネットが少しずつズレて、細かな擦り傷がつくこともあるんです。裏面にマスキングテープや薄いフェルトを貼ってドアを保護すると、より安心ですよ。
  • 粘着・吸盤式フック:
    表面がツルツルしたドアに向いています。直接強力なシールを貼ると、シーズン後に剥がす時に大変な思いをすることがあるので、先にドアへ養生テープ(マスキングテープ)を貼り、その上にフックを付けるのが傷をつけない裏技です。

さらに、ドアの「内側」にフックを付けて、そこから長めのリボンで上を跨がせて外側にリースを吊るす方法もあります。

これだと外からフックや金具が見えなくて、とってもおしゃれで洗練された印象になるのでおすすめですよ。

魔除けや永遠を象徴する素材と色の意味を解説

リースを飾るのには、単に「クリスマスっぽくてかわいいから」というだけでなく、古くから伝わる深い意味が込められています。

「魔除け」「豊穣(ほうじょう)」「永遠」という3つのキーワードが、リースの持つ大きな意味のポイントです。

まず、リースの「輪」の形は、始まりも終わりもないことから「永遠の愛」や「永遠の命」を表しています。

また、モミの木やヒイラギなどの「常緑樹」がベースに使われることが多いですが、これは厳しい冬の寒さの中でも緑の葉を保ち続ける強さから、「強い生命力」や「魔除け」の象徴とされているんです。

象徴する意味由来・背景
神の愛、太陽、キリストの血生命の源である太陽や、イエス・キリストが流した血など
永遠の命、希望、生命力厳しい冬でも枯れることのない常緑樹の強靭さ
純潔、潔白、雪罪のない清らかな心や、降り積もる純白の雪
金・銀希望、高貴、富、星キリスト生誕を知らせたベツレヘムの星の輝き

クリスマスリースをいつまで飾る?後の片付けと処分法

クリスマスが終わった後、いつまでリースを飾るか自分の中で決めたら、次は片付けやその後の処分が待っています。

日本の風習に合わせたお正月飾りへのスムーズな移行や、お気に入りのリースを来年も楽しむための正しい保管方法などを整理しておきましょう。

正月飾りへの切り替えは縁起の良い12月28日が最適

日本ではクリスマスが終わると、すぐにお正月の神様である「年神様」をお迎えする準備に入ります。

クリスマスリースを片付けて、松飾りやしめ縄などの正月飾りを出すタイミングとして、一番縁起が良いとされているのはズバリ「12月28日」です。

なぜ28日なのかというと、「八」という数字が漢字で書くと末広がり(下の方へ広がる形)になり、運気がどんどん開けていく吉数だと昔から考えられているからなんですね。

ですので、25日の夜や26日にクリスマスリースをサッと片付けて、28日にお正月飾りを出すというスケジュールが、一番スムーズで縁起の良い理想的な流れかなと思います。

29日や31日は不吉?避けるべき忌み日の理由

お正月飾りを出す日として、28日がベストとお伝えしましたが、逆に「この日だけは絶対に避けたほうがいい」と言われている日付もあります。

「忌み日(いみび)」と呼ばれる、ちょっと縁起の悪い日ですね。

避けるべき日とその理由

  • 12月29日:
    数字の「29」が「二重苦(にじゅうく)」という言葉の響きに繋がるためです。また、「九」を待つ=「苦待つ(苦松)」とも言われ、縁起が悪いとされています。
  • 12月31日:
    大晦日に飾ることは「一夜飾り」と呼ばれ、お葬式の時の準備と同じ飾り方(慌ただしく一晩で準備すること)になってしまうため忌み嫌われます。また、年神様に対してギリギリの準備でお迎えするのは大変失礼にあたると考えられています。

もし忙しくて28日に間に合わなかった場合は、29日を避けて「30日」に飾るのがおすすめですよ。

30日なら一夜飾りにはならないので安心です。

常緑樹ベースを活かした正月用2WAYリメイク術

「せっかくお気に入りのかわいいリースを買ったのに、クリスマスまでの数日しか飾らないのはなんだかモッタイナイ!」という方にぴったりなアイデアがあります。

それが、正月飾りへの「2WAYリメイク」です。

やり方はとっても簡単。

クリスマスの赤いリボンやベル、サンタさんのオーナメントなどを丁寧に取り外して、モミやヒバなどの緑のベース(土台)だけを残します。

そこに、お正月らしい紅白の水引や、松の小枝、南天の赤い実、小さな扇の飾りなどをワイヤーやグルーガンで取り付けるだけで、あっという間に和風モダンなしめ飾り風リースに大変身しちゃいます!

実は、リースの土台に使われる常緑樹はもともと「強い生命力」の象徴であり、クリスマスの魔除けとお正月の縁起物の両方に共通する意味を持っているんです。

だから、文化的な意味合いから見ても、和洋折衷の全く違和感のない、とっても理にかなった素敵なアイデアなんですよ。

エコにも繋がるのでぜひ試してみてくださいね。

翌年も美しく保管するコツと素材別の捨て方

奮発して買ったお気に入りのリースや、手作りの思い入れのあるリースを来年も綺麗な状態で使いたい場合は、保管方法に少し気を配りましょう。

箱にしまう前には、メイク用の柔らかいブラシやカメラ用のブロアーなどを使って、表面のホコリを優しく落としてください。

ホコリがついたままだと、そこから湿気を吸ってカビや変色の原因になってしまいます。

ホコリを落としたら、通気性の良い不織布や薄紙でふんわりと包み、シリカゲルなどの乾燥剤や防虫剤と一緒に箱にしまうのがベストです。

飾りが潰れないように平置きにするなど、形が崩れないように工夫してみてくださいね。

もし、汚れがひどかったり壊れてしまって役目を終え、捨てる場合は、素材ごとにしっかり分別する必要があります。

枝や松ぼっくり、ドライフラワーなどの天然素材は「可燃ゴミ」、ワイヤーや土台の金属、プラスチックの飾りなどは「不燃ゴミ」などに分けます。

特に、キラキラ光るLEDライト付きのリースの場合、電池を入れたまま捨てると発火や火災の危険があるので、必ず電池を抜いてから処分しましょう。

※ゴミの分別ルールや粗大ゴミになるサイズの基準(一辺が30cm以上など)は、お住まいの自治体によって大きく異なります。

ここでご紹介したのはあくまで一般的な目安ですので、捨てる前には必ずご自身の地域の自治体公式サイトやゴミ出しカレンダーなどを確認して、ルールに従って正しく処分してくださいね。

神社でのお焚き上げやどんど焼きによる供養方法

魔除けや永遠の命など、神聖な意味を持つリースを「普通に生ゴミと一緒に捨てるのはちょっと気が引ける…」という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、お正月明けに神社で行われる「どんど焼き(お焚き上げ)」の行事を利用するのも一つの方法です。

小正月である1月15日頃に行われるどんど焼きに、お正月飾りと一緒にお焚き上げしてもらうことができます。

ただし、近年は環境への配慮から、お焚き上げのルールが厳しくなっています。

ワイヤーやプラスチック、発泡スチロールなどの不燃物や化学物質は絶対に外し、天然素材(木や葉っぱ)だけの状態にしてから持ち込むのが現代の最低限のマナーです。

全てが人工物で作られたリースは持ち込まないようにしましょう。

ご自宅でお清めする場合

近所の神社でどんど焼きをやっていなかったり、どうしても神社に行けない時は、ご自宅で「お清め」をしてから処分することもできます。

大きめの白い紙(半紙など)の上にリースを置き、左・右・左と塩を振ってお清めをします。

「クリスマスを楽しくしてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えてから、紙に包んで他のゴミとは分けて袋に入れて出すことで、気持ちよくお別れすることができますよ。

まとめ|自宅に合わせクリスマスリースをいつまで飾るか

ここまで、クリスマスリースをいつまで飾るかについて、正しい期間や片付け方、飾りに込められた意味などを色々な角度からお話ししてきました。

海外の伝統的な文化を大切にして、1月6日の公現祭まで長くホリデー気分を楽しむのも素敵ですし、日本の文化に合わせて12月25日にスパッと片付けて、気持ちを切り替えてお正月準備に移るのも、どちらも正解です。

大切なのは、リースという飾りに込められた「家族の幸せや健康を願う温かい気持ち」を感じながら、無理なく自分のライフスタイルや住居の環境(マンションの規約など)に合わせて楽しむことかなと思います。

リースを心を込めて飾って、 優しく片付ける。

その一つひとつの作業が、一年の締めくくりと新しい年をすがすがしい気持ちで迎えるための素敵な時間になりますように。

ぜひ、ご自宅のスタイルに合った「クリスマスリースをいつまで飾るか」のベストな答えを見つけて、記憶に残る楽しいクリスマスシーズンをお過ごしくださいね。