クリスマスツリーは何歳まで飾る?卒業の時期と子どもの心理変化

クリスマスツリー

クリスマスツリーは何歳まで飾る?卒業の時期と子どもの心理変化

毎年冬の足音が聞こえてくると、「うちのクリスマスツリー、今年はどうしよう?」「何歳まで飾るのが正解なんだろう?」と悩むことはありませんか。

子どもが小学生から中学生へと成長し、部活や塾で毎日忙しくなると、家族みんなでツリーを囲む時間を取るのが難しくなり、結局出さないまま終わってしまう家庭も増えてきますよね。

また、押し入れの中で大きくて邪魔になりがちなツリーの収納場所や、いざ古くなって捨てるとなったときの処分方法について、こっそり頭を悩ませている親御さんも多いかなと思います。

最近では、場所を取らずに出し入れが簡単なタペストリーを選ぶ方も増えていますよね。

私自身も、毎年の準備や片付けが「ちょっとしんどいな…」と負担に感じることがあり、思い切って飾るのをやめるタイミングについて真剣に考えた経験があります。

この記事では、そんなご家庭のリアルな悩みや疑問に寄り添い、少しでも気持ちが楽になるようなヒントをたっぷりとお届けできればと思います。

それぞれの家庭に合ったクリスマスの楽しみ方を見つけていきましょう。

この記事を読んでわかること
  • 子どもがクリスマスツリーを卒業する一般的な年齢と心理的な変化
  • ツリーを飾ることが子どもの成長に与える教育的なメリット
  • 収納やメンテナンス of の負担を減らす具体的なアイデア
  • ツリーを手放した後の大人の楽しみ方とエシカルな処分方法

クリスマスツリーは何歳まで飾る?卒業時期と子どもの心理変化

12歳の壁とサンタクロース信仰の終わり

子どもがクリスマスツリーに強い興味を示し、準備を心待ちにする年齢には一つの傾向があります。

一般的に、子どものサンタクロース信仰は3歳から7歳頃にピークを迎え、8歳以降は周囲の環境や知識の広がりから、徐々に現実を理解し始める傾向にあります。

そして、小学校卒業(12歳)のタイミングで多くの子供が夢の物語から卒業していきます。

ある調査によると、小学生を対象にサンタクロースをいつ頃まで信じていたかを尋ねたところ、小学校低学年から中学年にかけて徐々に割合が変化し、高学年以降に現実的な認識へと移行していく様子が示されています。

(出典:【音で読むnote】子どもはなぜサンタクロースを信じ、やがて信じなくなるのか?|まつげ【臨床心理士•公認心理師】)

このように、12歳頃を境に子どもたちの心理的な変化がはっきりと現れるため、サンタクロースを信じなくなる時期と連動して、ツリーを飾る動機が薄れていく家庭が多いようです。

小学生から中学生への成長と飾り付けの辞めどき

心理的な変化だけでなく、子どもを取り巻く生活環境の変化も、クリスマスツリーを卒業する大きな要因になります。

子どもが中学生になると、部活動や塾、習い事などが本格化し、毎日の生活リズムがそれまでとは大きく変わります。

平日の帰宅時間が遅くなるだけでなく、週末も遠征や模試などでスケジュールが埋まりがちになり、家族全員でツリーを引っ張り出してきて飾り付ける時間を確保することが物理的に難しくなっていくのです。

また、思春期を迎える12歳から13歳頃になると、それまで楽しんでいたイベント事に対して照れくささを感じたり、自室で過ごす時間が増えたりと、リビングのツリーに関心を示さなくなることも珍しくありません。

親の側も、忙しそうな子どもの様子を見て「今年はもう出さなくていいか…」と判断し、結果として12歳〜13歳(中学校入学)のタイミングが、多くの家庭におけるツリー設置の自然な辞めどきとなっています。

成功体験や情操教育としてのメリットと効果

ここまで「何歳で卒業するか」という時期についてお話ししてきましたが、逆に子どもが小さいうちにツリーを飾ることには、非常に高い教育的・情操的なメリットがあります。

クリスマスツリーの飾り付けは、単なる季節のイベント準備にとどまらず、子どもの五感を刺激し、豊かな感性を育む「情操教育」の絶好の機会となるのです。

例えば、大きなツリーに対して全体のバランスを考えながらオーナメントをどこに配置するかを考える作業は、空間認識能力や色彩感覚を養うことにつながります。

また、散らばった電飾を丁寧にほどき、枝に巻き付けて最後にライトを点灯させるという一連のプロセスは、子どもにとって一つのプロジェクトを最初から最後までやり遂げるという「成功体験」になります。

キラキラと輝くツリーを完成させたときの達成感は、子どもの自己肯定感を高め、自分の手で空間を彩るという想像力や非認知能力を育む素晴らしいきっかけとなるでしょう。

マンションの収納場所や片付けの負担を減らすコツ

子どもがまだ小さくてツリーを飾りたいけれど、毎年の出し入れや収納場所の確保が大きなストレスになっている…という親御さんも多いのではないでしょうか。

特に収納スペースが限られるマンションなどでは、1年のうち11ヶ月以上を押し入れの中で占領するツリーの箱は頭の痛い問題ですよね。

そんな負担を劇的に減らすためには、購入時の「硬い段ボール箱」を思い切って手放すのがコツです。

おすすめなのが、IKEAの「SKUBB(スクッブ)」シリーズなどの、布製でスリムな収納ケースへの入れ替えです。

ツリーの枝を荷締めベルトや便利ベルトでぎゅっと中心に結束してボリュームを抑え、細長い布製ケースに収納すれば、クローゼットのデッドスペースやベッド下などの隙間にすっきりと収まります。

また、ゴチャゴチャしがちなオーナメントは、種類や色ごとにジッパー付きの保存袋(ジップロックなど)に小分けにしてから同じケースに入れておけば、翌年出すときも迷わず、片付けの体積や管理の負担を最小限に抑えることができますよ。

葉落ちの掃除やメンテナンスの悩みへの解消法

クリスマスツリーを飾っている期間中、地味にストレスになるのが「ポロポロと落ちるプラスチックの葉っぱの掃除」や「電飾のトラブル」ですよね。

一般的なポリ塩化ビニル(PVC)素材のツリーは、冬場の乾燥によって静電気が発生しやすく、空気中のホコリを吸い寄せやすいという特性があります。

そのため、飾っている間はもちろん、片付ける際にも一工夫が必要です。

収納する前には、まずベランダなどの屋外で軽くツリーをはたき、掃除機やハンディモップで全体のホコリをしっかり除去しましょう。

ホコリがついたまま密閉してしまうと、翌年箱を開けたときにカビや嫌なニオイの原因になります。

また、電飾コードは雑に丸めてしまうと断線しやすく、翌年発火などのトラブルにつながる恐れがあります。

コードはハンガーや段ボールの切れ端などに綺麗に巻き付け、折れ曲がらないように保管するのが長持ちさせる秘訣です。

どうしても葉落ちが気になる場合は、近年主流になりつつある、葉がポロポロ落ちにくいポリエチレン(PE)素材のリアルなツリーへの買い替えを検討するのも一つの手です。

ツリーを手放した後のクリスマスの楽しみ方

設置はいつからで片付けはいつまでが一般的か

子どもが大きくなってツリーを飾らなくなっても、大人だけで静かにクリスマスシーズンを楽しむ素敵な方法はたくさんあります。

その前に、まずはクリスマスの本来の「期間」について知っておくと、飾り付けのスケジュールが立てやすくなります。

日本では一般的に、11月下旬(サンクスギビングが終わった頃)から12月上旬にかけてツリーを設置し、クリスマスが終わった直後の12月26日には一斉にお正月の準備へと切り替える家庭がほとんどですよね。

しかし、本場キリスト教圏の文化では少し異なります。

キリスト教の伝統では、12月25日のクリスマスから、翌年1月6日の「公現祭(エピファニー)」までの12日間をクリスマス期間としてお祝いします。

そのため、海外では12月25日が過ぎてもツリーはそのまま飾られ、1月6日を過ぎてからゆっくりと片付けるのが一般的です。

この文化を知っていれば、日本の慌ただしいスケジュールに無理に合わせる必要はなく、お正月を過ぎるまでお気に入りのウインターインテリアとして、長くゆったりと灯りを楽しむという大人ならではの贅沢な過ごし方も可能になります。

粗大ゴミとしての捨て方と自治体の分別ルール

いざ古いツリーを捨てようと思ったとき、一番困るのが分別方法ですよね。

30cmや50cmを超えるような大型のツリーは、そのまま指定のゴミ袋に入れて可燃ゴミには出せず、ほとんどの自治体で粗大ゴミとして扱われます。

枝に金属のワイヤーが入っているものや、土台がプラスチック製のものなど、使われている素材によって細かく分解しなければならないなど、ルールが異なります。

誤った方法で捨ててしまうと回収してもらえなかったり、法律や条例違反になる恐れもあるため、正確な情報は必ずお住まいの自治体の公式サイトをご確認ください。

最終的な判断はお住まいの地域の清捜局など、専門窓口へご相談くださいね。

粗大ゴミは事前の電話やネットでの申し込み、処理券の購入必要になります。

特に12月末の年末は粗大ゴミの回収が大変混み合うので、捨てる決断をしたなら年末の忙しい時期になる前に、早めに手配しておくことを強くおすすめします。

寄付や売却といったエシカルな処分の選択肢

「子どもとの思い出も詰まっているし、まだ綺麗なのに粗大ゴミとしてお金を払って捨てるのはちょっと気が引ける…」という場合は、ただ捨てるのではなく、次の誰かに繋ぐ「エシカル(倫理的)な処分」を選択してみてはいかがでしょうか。

状態が良いツリーやオーナメントであれば、地域のフリーマーケットやリサイクルショップ、メルカリなどのフリマアプリに出品すると、これから子どもとクリスマスを迎えようとしている家庭に喜んで使ってもらえることが多々あります。

また、国内外の困っている子どもたちや福祉施設、保育園などへ向けた「寄付」を受け付けているNPO団体や専門の回収業者も存在します。

送料は自己負担になるケースが多いですが、大切にしてきたイベント用品が世界のどこかで誰かの笑顔を作ると考えれば、とても温かい手放し方ができますよね。

ゴミとして処分する前に、ぜひ一度こうした選択肢を視野に入れてみてください。

ゴチャゴチャしない大人向けの代替案インテリア

大きなツリーを処分したあと、部屋が寂しくなってしまうのが心配な方には、場所を取らずにクリスマス感を演出できるスタイリッシュな大人向けインテリアがおすすめです。

最近特に人気なのが、壁に掛けるだけの「クリスマスツリータペストリー」です。

布製なので床のスペースを一切取らず、小さな子どもやペットが倒してしまう心配もありません。

安全ピンやライトを少しあしらうだけで、一気に部屋が華やかになります。

片付けも畳んでコンパクトに引き出しにしまうだけなので、収納の悩みからも完全に解放されます。

また、お花屋さんやインテリアショップで手に入る生木の「ヒバ」や「モミの木」の枝、ユーカリなどを花瓶にざっくりと生け、そこに小さくてシンプルなオーナメントを数個だけ吊るす「ブランチツリー」も大人の空間によく馴染みます。

あえて色数を抑え、ゴールドやシルバー、あるいはウッド調のウッドオーナメントだけにする「色の引き算」をすることで、ゴチャゴチャしないシックで落ち着いたクリスマスの雰囲気を楽しむことができますよ。

これなら子どもが独立して夫婦二人暮らしになっても長く楽しめそうですよね。